見えない存在は本当にいる?主婦が体験した『天界との交信』と不思議なサイン

はじめに 〜あなたは「見えない存在」を信じますか?〜

『見えない存在って、本当にいるの?』

そう聞かれたとき、あなたはどう感じますか?

子どもの頃に感じていたふしぎな気配や、誰かに見守られているような感覚を、心の奥にしまい込んでいませんか?
大人になるにつれ、目に見えないものは「気のせい」「偶然」と片付けられてしまいがちです。

でも、
この世界には、私たちが見ているもの以外にも、たしかに存在している何かがある。
そして、それは決して怖いものではなく、優しくて、あたたかくて、私たちを支えてくれる存在だと。

実は、私は昔からちょっと不思議な感覚がありました。
「なんでそんなことが分かるの?」と言われることもあり、時には直感でピンときたことが現実になったこともあります。
でもそれを「霊感」や「天界からのメッセージ」だなんて、昔は思いもしませんでした。

そんな私の意識がガラッと変わったのは、高校時代に知恩院での修行を体験したとき。
そして最近、お坊さんからこう言われたのです。

「あなたは天界の神仏に直接会いに行って、メッセージを受け取れる人だよ」と。

この言葉に背中を押されるようにして、私は自分の感覚を信じるようになりました。
そして今では、自分の中に届く「見えない存在からのサイン」に素直に耳を傾ける日々を送っています。

この記事では、そんな私の体験を通して、「見えない存在って本当にいるの?」「天界とつながるってどういうこと?」といった疑問に、実際の出来事やスピリチュアルな視点からお答えしていきたいと思います。

もし今、あなたが
「毎日がなんだかしんどい」
「人生の意味がわからない」
「誰にも言えないけど、なんだか見えない何かを感じる」
そう思っているなら
それは、天界からのサインかもしれません。

信じる・信じないは自由。
でも、感じる心は、すべての人に備わっています。

このブログが、あなたの内側に眠る直感や、魂とのつながりを思い出すきっかけになれたら嬉しいです。

主婦の私に起きた不思議な出来事

霊感と聞くと、どこか特別な力や“選ばれた人”だけが持っている能力のように思われるかもしれません。


けれど実際は、誰にでも直感的な感覚や見えない世界とのつながりが存在していて、ふとした瞬間にその扉が開くことがあります。

私自身、普段はごく普通の主婦として毎日を過ごしています。
けれど時々、自分でも説明できない“感覚”や“確信”のようなものを感じることがありました。
それは、心の奥深くに響くメッセージのようであったり、タイミングの絶妙なシンクロだったり。

そんな不思議な感覚に気づくきっかけとなった出来事が、実は高校時代にありました。
今振り返ると、あの瞬間からすでに天界との交信は始まっていたのかもしれません。

高校時代、知恩院で体験した授戒会

私が通っていたのは、仏教系の高校でした。
そこで行われた知恩院での授戒会。

その授戒会は単なる学校行事ではなく、3日間にわたって早朝から知恩院に通い、説法を聞き、お経を唱え、心身を整えていくというものでした。
しかも私のときは、同じ宗派の高校などと合同で行われ、知恩院の広大な講堂いっぱいに生徒が集まる、荘厳な空気に満ちた大規模なものだったのです。

その空間に身を置いたとき、私は言葉にならないほどの感動を感じました。
まるで見えない何かに包まれているような、でもどこか懐かしい安心感。
自分の中にあった何かが目覚めていくような感覚でした。

そして3日目、私たちはひとりひとり戒名を授かりました。
私の戒名は「良瑞(りょうずい)」。

その名前をいただいた瞬間、なぜか胸の奥がじんわりと熱くなり嬉しかったのを覚えています。

当時は「貴重な体験だったな」と思うだけでしたが、今になって振り返ると、あのときすでに天界の存在が私に働きかけていたのだと感じています。
そしてその後の人生で、さらに大きなサインが訪れることになるのです。

次は、あるお坊さんから突然言われた「あなたは神仏に直接会いに行ける人だよ」という言葉がもたらした、私の意識の変化についてお話しします。

お坊さんから言われた「天界の存在に会える人」

高校時代に知恩院での授戒会を経験してから、時が経ち、私は主婦としての日々を送るようになりました。
家事や子育て、家族との関係に時には苦しみにのまれながらも、「どうしたら自分らしく生きられるのか?」を問う毎日でした。

そんなある日、あるお坊さんと話す機会がありました。
その方は、穏やかでやさしい雰囲気を持った方で、会話をしているだけで心がすっと軽くなるような、不思議な安心感がありました。

私がふと、自分の直感が鋭かったり、夢で予知のような感覚を受け取ったりすることがあると話すと、お坊さんはにっこりと微笑んで、こう言ったのです。

「あなたは天界の神仏に、直接会いに行ける人ですよ。」

その言葉を聞いた瞬間、びっくりました。
まるで、魂が目を覚ましたような感覚。
それは「あなたは特別だ」というような、上から目線の言葉ではなく、もっと静かで深くて、あるべきことを思い出させてくれるような言葉でした。

その言葉をきっかけに、私は自分がずっと感じてきた見えない何かに、あらためて向き合ってみようと思うようになりました。

たとえば

  • 急に頭に浮かぶメッセージや映像

  • 誰かを思い出した直後に、その人から連絡がくる

  • 意味もなく胸がざわつくときに、実際に何か起きる

  • 目の前の人の本当の気持ちがスッと伝わってくることがある

これまで「気のせいかな?」と思って流していた感覚たちが、実は天界との交信だったのかもしれない。
そんなふうに受け止めるようになってから、私は日常の中に小さな奇跡やサインをたくさん感じるようになっていきました。

もちろん、空に光が差して天使が現れる!なんて大それたことは起こりません。
けれど、「ふと浮かんだメッセージ」「心に響いた言葉」「偶然とは思えない一致」そういったものを、天界からの通信として受け取るようになりました。

そして私は気づきました。
天界との交信は、特別な人だけのものではない。心を開いていれば、誰にでも届いているものだと。

天界との交信ってどういうこと?仕組みと受け取り方

「天界とつながる」と聞くと、どこか非現実的に感じる人もいるかもしれません。
でも実は、それは特別な儀式や霊的能力が必要なものではなく、日常の中でふとした瞬間に起きている魂のやりとりのようなもの。

たとえば、「なぜかこの道を通りたくなったら、大切な出会いがあった」「なんとなく気がかりだった人から、数分後に連絡が来た」
そんな出来事があったことはありませんか?

それこそが、見えない存在たちからのサインや導き=天界との交信の一例なのです。
彼らはいつも私たちを見守り、必要なタイミングで、気づきを与えてくれています。

天界の存在って何?スピリチュアルで言う『高次の存在』とは

スピリチュアルの世界では、目には見えないけれど高い意識と愛に満ちた存在たちのことを「高次の存在(こうじのそんざい)」と呼びます。

彼らは、私たち人間の成長や幸せをサポートするために、常にそばにいてくれる存在であり、いくつかの種類に分かれています。

代表的な高次の存在たち

  • 守護霊:生まれてから死ぬまで、あなたに付き添い続けている存在。ご先祖さまの魂であることも。

  • 指導霊:人生の節目や学びのタイミングで現れ、成長を導いてくれる存在。ときには交代もする。

  • 天使(エンジェル):優しい波動を持ち、喜びや愛、美しいインスピレーションを届けてくれる存在。

  • 神仏・アセンデッドマスター:過去に地上で修行を終えた魂や、宗教的な存在として人々に光を与える存在。

彼らは、それぞれに異なる役割を持っていて、
私たちが困難な状況にあるとき、進むべき道に迷ったとき、心の奥で語りかけてきます。

その声は、大きく響くようなものではなく、ただ浮かぶ気づきだったり、なぜか安心する感覚だったりします。

大切なのは、「気のせいかも」と流さずに、その感覚に耳を澄ませてみることです。
すると、今まで気づかなかった天界からのサインが、あちこちに溢れていることに気づけるようになります。

天界からのサインを受け取る5つの方法

天界の存在たちは、直接姿を現すことはありません。
けれど、サインという形で、私たちにメッセージを届けてくれています。

ここでは、私自身が日々感じている中で、特に多いと感じる「5つのサインの受け取り方」をご紹介します。
どれも特別な訓練はいらず、ちょっとした心の余白があれば誰でも受け取れるものです。

① 直感やひらめきが突然やってくる

「なんとなくこっちが正解な気がする」
「今、この人に連絡した方がいい気がする」

こうした理由のないひらめきは、天界の存在からのメッセージであることが多いです。
論理では説明できないけれど、なぜかピンとくる感覚。
この直感は、魂が高次とつながっている証拠

特に、迷っていたときに浮かんできた言葉やイメージは、あなたを正しい方向へ導こうとするサインかもしれません。

② シンクロニシティが重なる

「同じ言葉を、まったく別の場所で何度も耳にした」
「気になっていた人と、ばったり出会った」

こうした偶然とは思えない一致も、天界の存在が動いているサインです。
それは、「そっちに進んで大丈夫だよ」という後押しだったり、「その人や言葉に注意を向けてね」という導きだったりします。

繰り返されるシンクロには、意味があります。
その背後には、目に見えない大きな流れが動いているのです。

③ 自然界を通してメッセージが届く

空に現れた虹、風に揺れる草木、突然現れた鳥や蝶
自然の中にあるものは、しばしば天界からのサインを運んできます。

特に以下のような場面は要チェック:

  • 意味のある方角にダブルレインボー

  • 数分だけ強く吹いた風

  • 意味もなく涙があふれてきた時、窓から光が差し込む

これは、天界の存在があなたに今ここにいるよと教えてくれている合図かもしれません。
自然をぼんやり眺める時間をとることで、心のアンテナが敏感になります。

エピソード

娘が高校受験を控えていた頃のことです。
本当は心から行きたい高校があったのに、担任の先生からは別の高校をすすめられていて、「やっぱり妥協しようかな…」と迷っていたんです。

そんなある日、ふたりで話しながら空を見上げたその瞬間
行きたい高校のちょうど上に、くっきりと大きなダブルレインボーが現れたのです。

娘はそれを見てこう言いました。
「やっぱり私は、あの高校に行きたい!」と。

それからすぐに先生に伝え、すすめられた高校ではなく、自分の本心が望んでいた高校を受験することを決めました。
そして結果は見事に合格

でもそれだけじゃありませんでした。

その高校はなんと、その年の夏の甲子園に出場
娘がずっと夢見ていた「甲子園のアルプススタンドでトランペットを吹く」という夢までが、現実となったのです。

「ただの虹」で済ませていたら、この未来はなかったかもしれません。
でも、あのときの虹はどう考えても、見えない存在たちからの、強くてあたたかいサインだったと私は信じています。

パラレルワールドに移動する方法
↑こちらにも不登校だった娘の虹のエピソードを載せています。

④ 数字や時間に込められたエンジェルナンバー

「11:11」「22:22」「333」など、ゾロ目や特定の数字をよく見るときは、エンジェルナンバーとして天使からのメッセージが届いています。

たとえば:

  • 111 → 願いが叶いつつある

  • 222 → 信じて進むタイミング

  • 444 → 守護の存在がそばにいる

これらの数字は、日常の中で不意に目にすることで気づきを促します。
スマホの時間、レシート、車のナンバーなど、見逃さないようにしたいですね。

⑤ 夢の中で受け取るビジョンや言葉

夢は、潜在意識と天界がつながる通路です。
現実では気づけないメッセージを、夢の中で受け取る人は多くいます。

私自身も、「夢で言われた言葉が数日後に現実になった」ということが何度もあります。
特にリアルに感じた夢、不思議な登場人物、感情が強く残った夢などは、ただの夢ではなく魂へのダイレクトな通信と考えてみてください。

夢日記をつけたり、目覚めたときの印象をメモすることで、メッセージに気づきやすくなりますよ。

以上の5つは、誰にでも日常で起きていることです。
それをただの偶然と思うか、メッセージと感じるかで、人生の流れが変わってきます。

「受け取る」と決めた瞬間から、天界との交信はよりクリアに、あなたのもとへ届くようになります。

主婦でもできる安心なスピリチュアルライフ

「霊感がある」と聞くと、少し怖いものや不安定なイメージを持つ方も多いかもしれません。
私自身も以前は、見えない世界に敏感なことに戸惑ったり、「これって普通じゃないのかな?」と不安になったことがありました。

でも今は、霊感や直感は誰にでも備わっている魂のセンサーのようなものだと感じています。
それをどう受け止めるか、どう付き合っていくかで、日常の見え方ががらっと変わってきます。

特別な人だけが持っている能力ではなく、主婦として、日々の暮らしの中でこそ活かせる「感覚」として、霊感やスピリチュアルな感性をうまく取り入れていく方法をお伝えしていきます。

霊感は怖がらなくて大丈夫。直感との違いと活かし方

霊感と聞いて、多くの人がまずイメージするのが「幽霊が見える」「不吉なことを感じる」といった少し恐ろしい印象かもしれません。
けれど実際は、霊感にもいろんなタイプがあって、優しくて繊細な直感として現れることがほとんどなんです。

たとえば、

  • 人の本音や空気を自然と読み取ってしまう

  • 場所や物に触れると、感情や記憶のようなものを感じる

  • 特定の音や香りに、なぜか強く反応する

  • 子どものことや家族の異変に、理由なく胸騒ぎがする

これらも立派な「霊的な感受性」の一部です。
でも、それをネガティブに捉える必要はありません。

大切なのは、「私はおかしいのかも」と思わず、「これは私の魂がキャッチしている感覚なんだ」と、素直に受け止めてあげること。

むしろ、そうした感覚は、日常の中で大切な選択をするときの道しるべになります。
とくに主婦や母という立場では、自分以外の誰かのために決断をする場面が多くありますよね。
そんなときに役立つのが、この“アンテナ”です。

また、「霊感」と「直感」の違いについてよく聞かれるのですが、私の感覚では、直感=自分の魂が持つナビゲーション機能
霊感=外からのエネルギーや情報をキャッチする受信機能といったイメージです。

どちらも大切で、どちらも育てていくことができます。

コツは「感じてもいい」「信じてもいい」と、自分に許可を出すこと。

そうすることで、必要なときに必要な気づきが、ちゃんと届くようになります

日常の中で波動を高める3つの習慣

「霊感を活かす」「天界とつながる」と聞くと、特別な場所や修行が必要だと思われがちですが、実は一番大切なのは、日常の中で自分の波動を整えることです。

波動とは、「心と身体と魂のコンディション」。
波動が整っていると、直感も冴え、見えない存在からのメッセージにも気づきやすくなります。

ここでは、主婦である私が実践している波動を整えるための3つのシンプルな習慣をご紹介します。

① 言葉を整える 〜ことだまはエネルギー〜

私たちが日常的に発する言葉には、ことだまと呼ばれる強いエネルギーが宿っています。

「疲れた」「最悪」「どうせ無理」
こういった言葉は、自分の波動を知らない間にどんどん下げてしまいます。

逆に、「ありがとう」「うれしい」「大丈夫」
このような言葉は、自分の波動だけでなく、空間や人間関係まで浄化してくれる力を持っています。

無理にポジティブな言葉を言う必要はありませんが、せめて自分ひとりのときだけでも、やさしい言葉を自分にかけてあげてください。

心の中のつぶやきこそ、いちばん波動に影響するからです。

② 空間を整える 〜波動の掃除は心の浄化〜

部屋の状態は、そのまま自分の内側の状態を表します。

・なぜか気持ちが沈む
・やる気が出ない
・イライラする人が周りに多い

そんなときは、まず家の中を軽く掃除してみるのがおすすめです。

特に、

  • 窓を開けて空気を入れ替える

  • お気に入りの香りを焚く(白檀やラベンダーなど)

  • 玄関とトイレを丁寧に整える

これだけでも、空間のエネルギーは驚くほど変わります。
空間が変わると、自分の心の中も穏やかになり、天界の波動と同調しやすくなります

③ 食べ物を整える 〜波動を持つ食との向き合い方〜

私たちの身体は、毎日食べているものでできています。
そして食べ物にも、波動があります

特に、

  • 旬のもの

  • 手間をかけて作られたもの

  • 感謝していただくごはん

こういったものには、大地のエネルギーや作り手の愛が込められていて、身体と心をやさしく整えてくれます。

もちろん、ジャンクフードや甘いものを食べたくなる日もあります。
そんな日だって「罪悪感」を抱く必要はありません。

大切なのは、「何を食べるか」だけではなく、「どんな気持ちで食べるか」ということ。
感謝して食べれば、それだけで波動は上がるのです。

この3つの習慣は、どれも特別な道具や知識がなくても始められます。
けれど、続けているうちに不思議と心が安定し、見えない存在の気配にも気づけるようになるんです。

自分の波動を大切にすることは、天界との交信を深める一番の近道なのかもしれません。

おわりに 〜見えない存在は信じることから始まる〜

これまでお話してきたように、私たちの身の回りには目には見えないけれど、たしかにそばにいてくれる存在がいます。

それは、タイミングを待ちながら、必要なときにだけそっと手を差し伸べてくれる存在です。

私はこれまで、
・仏教系の高校で得た魂の震え
・お坊さんに言われた「天界の神仏に会える人」という言葉
・娘と見たダブルレインボーの奇跡的な出来事
こうした体験を通して、「見えない世界」は本当にあるのだと確信するようになりました。

でも、それを無理に誰かに信じてほしいとは思いません。
大切なのは、信じようとすることではなく、感じてみようと心を開くこと。

あなたがふと感じた胸のざわつきやあたたかい感覚は、天界からのサインかもしれません。

もしかすると、「なんだか涙が出そうになる」瞬間や、「理由もなく安心する」場所や人に出会ったとき、それは高次の存在があなたの魂を包み込んでくれているサインなのです。

あなたの感じることに素直になること
それが、見えない存在たちともっと深くつながる一番の方法です。

忙しい日々の中でも、空を見上げたり、自分の心の声に耳を澄ませたり、そんな小さな習慣が、あなたの人生に光をもたらしてくれます。

天界との交信は、どこか遠い世界の話ではなく、すでにあなたのすぐそばで始まっていること。

そのことに、ふと気づく瞬間があったらいいな。