風の時代の次に訪れる水の時代とは?これからの生き方のヒント

風の時代とは?

風の時代という言葉は昨今よく耳にしますが、それがいったい何のかわからず、さらりと聞き流していませんか?
風の時代の受け止め方次第では、今のあなたを取り巻く環境に納得でき、すんなりと未来へと進んでいけるかもしれません。

ここでは風の時代、そしてその次に来る水の時代へと向かって行く流れによってどのようなことが起こり、どのような気持ちで過ごすことがよいのかについて見ていきます。

風の時代とは?ほかの時代は?

水の時代

「風の時代」は占星術の視点から見た時代の流れの一つです。
これは、西洋占星術における木星と土星が約20年ごとに重なる現象の影響によって生まれる概念で、2020年12月22日に風の星座である水瓶座でこの現象が起こったことが大きな転換点とされています。

この概念は西洋占星術での「エレメント(火・地・風・水)」の周期によるものです。

  • 1802年~2020年(約200年間)→地の時代であり、物質や安定が重視されていました。社会では年功序列や終身雇用が当たり前、同じ組織で同じ仕事を長く続けることこそが安定であり、安定こそが素晴らしい考えられてきました。お金というものが最重要視され、お金持ちほど幸せだと信じられてきました。
  • 2020年~今後約200年間 →風の時代。自由が重視され、自由な生き方、多様な生き方が認められていく時代。好きなことを仕事にしたり、もしくは趣味の時間を大切にしたり、人それぞれが自分の楽なライフスタイルを確立していく。お金よりも自分の気持ちや精神が一番大事とされていきます。

それまで、約200年続いてきた「地の時代」から「風の時代」へと移り変わり、社会の価値感や人々の生き方が大きく変化すると考えられています。

 

風の時代の特徴

物質主義から、精神を大事にする時代へと移り変わりました。

がんじがらめの毎日を過ごしていた人も、これからは自分の気持ちを大切に生きていける時代です。

あなたは何が好きですか?好きなことや好きなものに視点を向けて、のびのびと生きていけます。

  1. 精神・情報の時代へ
  2. 個人の自由が拡大
  3. 風のエレメント(情報・コミュニケーション・自由)や水瓶座のキーワード(個性・独立・新しい価値観)などの象徴

今までの物質社会であった地の時代から、自由な選択のできる精神社会である風の時代への変化を感じるでしょう。

長く休みなく働かなければならない。といった呪縛からも解放されます。

すでに、リモートワークが浸透してきています。通勤に費やしていた時間が空き、時間にゆとりができるので、なにか新しいことを始めてみよう!という気にもなってきました。

こうすることが正しいこと!という固定概念が取り払われるので、自分のままでいいんだとありのままの自分を認めることができます。

私には、不登校だった娘がいます。
どうしても中学校に行けませんでした。
中学に行けなかった=もう未来がない。苦しい現実が待っている。ダメな人間。
と地の時代であれば考えられていたかもしれません。
しかし、娘はやりたいこと!を見つけました。
やりたいことができる高校を選び、今では楽しく通学しています。
大学へ行って優良企業に就職することだけが幸せではないのです。
幸せは本人が感じるものであって、周りの人が決めるものではありません。
娘の高校は全日制の高校ですが、半分が中学時代不登校を経験している子たちです。
先生たちはそんな過去を受け入れながらも、普通に接してくれています。
よほどのことがない限り、個々を尊重してくれています。
私はそんな高校をみて、「これは未来の学校だな」と感じました。

風の時代に気を付けるべきこと

風の時代はふわふわッとしているように見えて、常に「情報」にさらされています。

風の時代の特徴からもわかるように、「情報・自由・個人」が強調される半面、人とのつながりや心の安定が失われてしまいがちです。

  • 情報過多になり何が本当かわからなくなることがないよう、情報もすべてを真に受けないこと。
  • 物質的な安心感がなくなるため、社会保障の不安が出てくるかもしれないので、蓄えはしておこう。
  • 個人が尊重されるあまり、人とのつながりが希薄になる。積極的に人と関わっておくことも大事。

自分にとって良い情報・悪い情報を見極めて、心の安定が失われるような情報を積極的に取り入れてしまうことのないようにしていけたらいいですね。

風の時代といえど、周りを見渡す心の余裕はほしいところです。

 

 

風の時代の次は水の時代

風の時代の次に来ると考えられる「水の時代」。これは、今の情報社会や個人主義がピークを迎えた後、人とのつながりや感情、直感、スピリチュアルな側面が重視される時代に移行していきます。

占星術的な視点や、時代の流れを観察することで見えてきます。

水の時代の象徴

風の時代は「個人の自由」がテーマでしたが、次の水の時代では「個」よりも「つながり」にフォーカスされると考えられています。

  • 感情、共感、癒し(人との心のつながり)
  • 直感、スピリチュアル(目に見えないものが重視される)
  • 流動性、変化、適応力(形を変えながら生きる)
  • 浄化、再生(不要なものを手放し、必要なものを大切にする)
  • 集団意識(共感や調和を大切にする)

水の時代は、まだ200年も先のことです。

しかし、200年先に大きな変化を迎える日まで、風の時代に生きながら少しずつ水の時代へと変化していく過程を超えていかねばなりません。

水の時代はどのようにやってくるの?

風の時代の中心にある「水瓶座」は、次の「魚座」(水のエレメント)へと移行していく流れがあります。
魚座は精神性・直感・集合意識・癒しを象徴する星座であり、これが水の時代のテーマになっていきます。

占星術視点で見た場合だけでなく、時代の流れもまたそのような過程をたどるであろうと言われています。

  • 情報の多さにつかれる→癒しを求める
  • 個人主義の加速による孤独感→人との心のつながりを求める
  • AIの進化により人間の存在意義が揺らぐ→共感や調和と言った人間特有のものが重視される
  • 物理的なつながりが希薄化する→人との深い繋がりを求める。

これらの反動として、次に来るのが「水の時代」であるとも言えます。

 

 

水の時代へと移り変わる過程で起こること

水の時代が本格的に到来するのは約200年先と言われていますが、その移行は段階的に進んでいくと考えられます。

ちょうど「知の時代」から「風の時代」に変わる時も、すぐに完全に切り替わったわけではなく、徐々に物質主義が薄まり、個々の自由や情報社会が浸透していったのと同じです。

今、風の時代へ地球は完全にシフトし、自由が尊重されています。

これから、「自由」や「個人の力」が重視されすぎた結果、人とのリアルなつながりが希薄になり、孤独感を感じる人が増えていきます。
心のケアが重要になり、癒しがテーマとなって行くでしょう。

そうなるまえに、家族や友人には大切に接していきたいですね。

目に見えない世界にも関心が向いていきます。

目に見えるものだけがすべてではないのはもう皆さんも心の中ではわかっているはず。

そのような世界が来る日も楽しみだなぁと思います。

 

まとめ

✔️風の時代の「自由・情報・個人主義」はさらに進化していく。

✔️情報過多や孤独感などの限界も見えてくる。

✔️その反動で「水の時代」の要素(感情・つながり・直感)が強まり始める。

✔️「競争社会」から共感・調和の社会へ徐々にシフトしていく。

✔️風+水の時代の融合期をどう生きるかが、未来の生き方を決める。